シークレットモードを無効化・制限する方法
ブラウザにはシークレットモードをオフにするスイッチはありませんが、ポリシーや制限機能で完全に使えなくすることができます。ペアレンタルコントロールや共用パソコンに便利です。どこまで固く制限できるかはプラットフォームによって異なります。
WindowsのChrome
- Win+R を押して regedit と入力し、Enterでレジストリエディターを開きます。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Google\Chrome に移動します(GoogleとChromeのキーがなければ作成)。
- DWORD(32ビット)値 IncognitoModeAvailability を作成し、1 に設定します。
- Chromeを再起動すると「新しいシークレット ウィンドウ」の項目が消えます。
レジストリの編集には管理者権限が必要です。元に戻すには値を 0 にするか削除します。
MacのChrome
- ターミナルを開きます。
- 実行:defaults write com.google.Chrome IncognitoModeAvailability -integer 1
- Chromeを終了して開き直します。
これはユーザー設定であり、強制ポリシーではありません。同じユーザーが 0 で元に戻せます。標準ユーザーが解除できない制限にするには、構成プロファイルまたはMDMでポリシーを配布してください。
iPhone・iPadのSafari
- 「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」を開きます。
- 制限をオンにし、「コンテンツ制限」→「Webコンテンツ」へ進みます。
- 「成人向けWebサイトを制限」を選ぶと、Safariからプライベートブラウズが消えます。
WindowsのMicrosoft Edge
- レジストリエディターで HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge に移動します。
- DWORD値 InPrivateModeAvailability を作成し、1 に設定します。
- Edgeを再起動します。
Android
AndroidのChromeには個人端末向けの設定がありません。子どものアカウントの場合、Googleファミリーリンクの管理下ではChromeのシークレットモードが自動的に無効になります。
FAQ
- 本人が勝手にシークレットモードを戻せてしまいませんか?
- プラットフォーム次第です。Windowsのレジストリ変更には管理者権限が必要です。Macのコマンドは誰でも元に戻せるユーザー設定なので、確実に制限するにはMDMや構成プロファイルを使ってください。iPhoneではスクリーンタイムのパスコードで保護されます。
- これで全ブラウザのプライベートブラウズが無効になりますか?
- なりません。設定はブラウザごとに独立しています。Chromeを制限してもFirefoxやEdgeはそのままなので、インストールされている各ブラウザに同等のポリシーを適用してください。